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  気になる顔のテカリ予防法
暖かくなってくると、皮脂による顔のテカリが気になってきます。
顔のテカリは、化粧崩れの原因になるだけでなく、手入れを誤るとニキビやシミなどの肌トラブルに結びつくこともあります。
テカリ肌を抑えるためのポイントは?
●「テカリ」の原因は
花王が「気になる肌の状態」について女性アンケートを行ったところ、「肌が脂っぽい」と答えた人が、20代で39%、30代で32%にもなったそうです。
その「テカリ」の原因といわれるのが、皮脂と汗です。
毛穴にある皮脂腺から分泌される皮脂は汗と混じり合って、薄い膜を形成します。膜は水分の蒸散を防ぎ、肌の乾燥を抑えるとともに、様々な刺激や細菌から皮膚を守る天然のクリームの役割を果たしています。
ただ、気温が上がると皮膚温も上昇し分泌も活発になります。発汗量も増加し、皮脂膜の量が過剰になるため、肌のテカリや脂っぽさが気になってくるのです。
●テカリを抑えるための食生活は
皮脂の出すぎを抑えるためには、まず食生活に気をつける必要があります。甘いものや脂肪分の多い食べ物のとりすぎには特に注意が必要です。
「皮脂の成分は中性脂肪の割合が多い。具体的には脂っこすぎたり甘すぎたりして、食べ過ぎると胸焼けを起こすような食品に注意する必要がある」と有楽町皮膚科の水野惇子院長は言っています。

確かに揚げ物や炒め物など、油っぽいもののとりすぎは良くありませんが、油断ちをするのは肌にとって、かえって逆効果です。肌をつくる女性ホルモンの分泌を促すには適量の油分が必要で、取らないと逆に肌がカサカサになってしまいます。

意識して摂りたい栄養素としては、皮脂分泌を正常に保つ働きがあるビタミンB2やB6。またビタミンB1は、甘いものを食べすぎた際、糖質の代謝を進めるほか、ビタミンCと同様、皮脂が出過ぎることの一因であるストレスへの抵抗力を高める働きがあります。
●テカリにはこまめな手入れを
花王のスキンケア研究所の河合主席研究員によると、「脂っぽい肌は、ほこりなど汚れが付きやすく、ニキビや肌荒れの原因になる」と指摘します。また、そのまま紫外線を浴びれば、脂が酸化して毛穴の開きや黒ずみ、シミなどの原因になってしまうこともあります。

テカリ防止にまず重要なのが洗顔です。しかし、汚れを落とそうとゴシゴシと強く洗うと、逆に潤い成分まで逃げて肌が突っ張ってしまうので注意が必要です。また、皮脂を極端に除去すると、逆に分泌に拍車がかかる可能性もあります。
ぬるま湯を使い、洗顔料を十分に泡立てて、肌を包み込むようにして丁寧にゆっくり洗いましょう。そして、すすぎ残しのないように10回程度洗い流すのがポイントです。

洗顔後は、収れん効果のある化粧水を顔の下から上へ、風を送る要領でパッテングします。肌をすっきりさせ、毛穴を引き締めることで皮膚の状態を整えます。

洗顔は朝昼晩と1日3回が理想ですが、仕事場ではなかなか出来ません。そこで大切なのが「洗顔の代わりになる化粧直し」。余分な皮脂をあぶらとり紙などで取り除き、メーク直しするだけでも肌を守る効果が期待できます。昼食で外に出て、帰ってきてから化粧直しをするよりも、外に出て紫外線に当たる前に、余分な皮脂を取り除いてから外出するようにしましょう。
 過剰な皮脂の抑制に効果が期待できる栄養素
役 割
多く含む食品の例
ビタミンB1 糖質や脂質の代謝を進める。不足するとイライラ
や倦怠感、便秘の原因にも。
豚肉・大豆・うなぎ・鮭
ビタミンB2 皮脂の元となる脂質の代謝を助け、皮脂分泌を
正常に保つ働きがある。
納豆・牛レバー・ほうれん草・ブリ
ビタミンB6 B2を補助し、脂質の分解を促す。不足すると肌荒
れなどの原因にもなる。
マグロ・バナナ・かつお・牛肉
ビタミンC 皮脂の成分として割合の高い中性脂肪の値を下
げる働きがある。
イチゴ・ピーマン・ブロッコリー・
キウイフルーツ
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