| ●記憶力の低下とストレスの関係 |
20歳を過ぎると能細胞は1日に10万個づつ死んでいきます。また、長期にわたるストレスは正常な脳細胞を壊してしまいます。現代人とストレスは切っても切れない関係ですが、ストレスが脳に与えるダメージは想像以上で、記憶力を低下させることもあるのです。
しかし、ストレスがすべて悪いわけではありません。新しいことにチャレンジするなど、過度な緊張感は良いストレスになり、新しい神経細胞をわずかながら増やし、記憶力を高める効果がると言われています。
ストレスが記憶力を低下させる理由は、脳の海馬に関係があります。海馬は記憶を司るところで、外部からの情報が信号になって海馬の神経細胞に送られ、新しい回路が作られて記憶されるのです。
しかし、脳はストレスを感じると、コルチゾールというストレスホルモンを分泌します。ストレス続きでコルチゾールが過剰になると、海馬や海馬周辺の神経細胞を破壊させてしまい、その結果、新しい回路を作ることが出来なくなり、新しいことを覚えられなくなるのです。
また、海馬は感情とも深い関わりがあり、ストレスによって集中力や思考力、表現力が低下することもあります。 |
| ●食生活で若い脳を作る |
脳をいつまでも若く保つことが出来るかどうかを左右するのは食生活です。記憶力や集中力、思考力を高めるには、好き嫌いをせずに、規則正しい食生活を送ることが大切。そうすることで、脳細胞の主な成分であるタンパク質と脂質、脳のエネルギー源になる糖質、機能的に脳が働くために必要なビタミンやミネラル類などがバランスよく摂れるからです。
さらに、食べ方や食事の量にも関係します。よく噛んでゆっくり食べると、脳の血流がよくなり、栄養が行き渡って脳細胞は活性化されます。また、楽しく食事すると、快適ホルモンであるドーパミンの分泌が高まって、物事に意欲的に取り組めるようになるのです。
反対に、朝食を抜いたり、食事の量が少ないと、脳のエネルギーが不足して集中力や思考力が低下します。肉食に偏った食事や、外食の多い食生活もよくありません。野菜不足になりやすいため、ビタミンやミネラル類が不足がちになり、脳の神経細胞や神経伝達物質の機能を低下させてしまいます。 |
| ●脳を健康に保つ食生活 |
| @ |
肉、魚、大豆製品など、必須アミノ酸を含むタンパク質をしっかり摂る。 |
| A |
1日1回、魚料理を食べる。 |
| B |
ビタミン、ミネラルが不足しないように野菜を毎日しっかり食べる。 |
| C |
毎日2種類以上の果物を食べる。 |
| D |
カルシウムやタンパク質が含まれている牛乳や乳製品を毎日摂る。 |
| E |
歯ごたえがあるものを食べ、噛む食事を心がける。 |
| F |
欠食、少食、過食、偏食をしない。 |
| G |
楽しい食事を心がける。 |
| H |
1日3食、出来るだけ決まった時間に食べる。 |
| I |
水分は緊張した交感神経を押さえる働き蛾あるので、疲れたら水分補給で気分転換をする。 |
| J |
深酒は脳神経にダメージを与えので、お酒はほどほどにする。 |
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